手元のPowerPoint資料を動画にしたいとき、方法はひとつではありません。PowerPointの標準機能で書き出す、AIでナレーションを付ける、AIアバターに話してもらう――。ツールによって読み込めるファイル、ナレーションの付け方、元のアニメーションやフォントの扱い、無料でできる範囲が大きく違います。
この記事では、PowerPoint標準のビデオ書き出し・Vrew・HeyGen・Synthesia・ヒスイAIの5つを、同じ観点で比べました。「動画にするとアニメーションやフォントはどうなるのか」も、ツールごとに整理しています。
- PowerPoint動画化ツール5つの比較(入力ファイル・ナレーション・アニメーション・フォント・編集・料金)
- 目的別の選び方(無料で済ませたい/録音したくない/アバターを使いたい など)
- 動画にするとアニメーションとフォントはどうなるか、崩れるときの原因と対策
- Google Vids・Copilot・国内の法人向けサービス・制作会社への依頼という、そのほかの選択肢
※各ツールの機能・料金は、2026年10月24日時点で各社の公式ヘルプ・料金ページに掲載されている内容をもとにしています。公式に記載がない項目は「公式に記載なし」としています。同じ資料で実際に試した結果は、検証ができしだい追記します。
※ヒスイAIは、この記事を運営する株式会社LUVASが開発・運営しているツールです。
結論:目的別のおすすめ
先に結論です。どれが一番かではなく、何を優先するかで選ぶツールが変わります。
| こんな人に | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 追加費用をかけず、資料のまま動画にしたい | PowerPoint標準 | アニメーション・画面切り替え・録音したナレーションを含めてMP4にできる。ナレーションは自分で録音する |
| 録音せずにノートからナレーションを付けたい。元のフォントや動きも残したい | ヒスイAI | PDFから文字を描画してフォントを保ち、主な登場アニメーション・画面切り替えを反映。ノートをAIナレーションで読み上げる |
| 資料の内容から台本・字幕をAIに作ってほしい | Vrew | PDFにした資料を分析して台本を自動作成し、AI音声と字幕を付ける |
| AIアバターに説明してもらいたい・多言語にしたい | HeyGen/Synthesia | アバター・多言語が中心の海外ツール。元のアニメーションは引き継がないもの(Synthesia)がある |
研修・営業資料・講義など、すでにあるPowerPointを作り直さずに動画にしたい場合は、元の見た目を保てるかどうかが一番の分かれ目です。詳しくはアニメーション・フォントは動画でどうなる?で説明します。
PowerPoint動画化ツール5つの比較表
5つのツールを、PowerPoint資料を動画にするときに差が出る項目で比べました。
| ツール | 読み込むファイル | ナレーション | 元のアニメーション | フォント | 取り込み後の編集 | 無料でできること | 有料の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| PowerPoint標準 (ビデオの作成) | 編集中の資料をそのまま書き出す | 自分で録音(記録)。読み上げ機能はない | アニメーション・画面切り替え・タイミングを含めて書き出せる | 自分のパソコンで描画するのでそのまま | 1本の動画になる(直すときは資料を直して書き出し直す) | PowerPointのライセンス内で追加費用なし | ― |
| Vrew | PowerPointをPDFに変換して添付 | 資料から台本を自動作成し、AI音声(自分の声のAIも可)で読み上げ。字幕も作成 | PDFにアニメーションの情報は入らないため、元の動きは引き継がれない | 公式に記載なし | 台本・音声・字幕をVrewの画面で編集 | 無料プランあり(毎月クレジットが付く) | Light・Standard・Businessの3プラン(年払いは約20%引き) |
| HeyGen | PPT・PPTX・PDF(50MBまで) | ノートを台本にしてAIアバターが話す(PPT・PPTXのみ) | 公式に記載なし | 資料のフォント・色を読み取ってブランド設定に保存できる | 「編集できるレイアウト」か「静止画の背景」を選べる | 月3本・各1分まで(透かし入り) | Creator 月29米ドル(年払いは月24米ドル)〜 |
| Synthesia | PPTXのみ(1GB・150枚まで) | ノート(なければスライドの文字)から台本を作り、AIアバターが話す | 引き継がない。Synthesiaの画面で付け直す | 資料にフォントの埋め込みが必要。ない場合は代わりのフォントを選ぶ | 文字・図形・画像・動画・表を編集できる要素として取り込める | 月10分まで(透かし入り) | Starter 月29米ドル(年払いは月18米ドル)〜 |
| ヒスイAI | PPTXと、同じ資料を書き出したPDFの2つ(200MBまで) | ノートをAIナレーションで読み上げ | 主な登場アニメーション・画面切り替えを反映(強調・軌跡は非対応) | PDFから文字を描画するので置き換わらない | 背景・文字・図形・画像を1つずつのクリップに分けて編集 | 取り込み・書き出しは回数無制限(透かし入り)。ナレーションは累計3回まで | スタンダード 月2,980円(税込)〜 |
※料金は2026年10月24日時点の公式料金ページの表示です。米ドルの料金は税抜で、円換算はしていません。プランの内容は変わることがあるため、申し込む前に各社の公式ページでご確認ください。
PowerPoint動画化ツールを選ぶ6つのポイント
比較表の項目を、選ぶときの考え方として整理します。
① 読み込めるファイル
PowerPointのファイル(.pptx)をそのまま読み込めるツールと、PDFにしてから読み込むツールがあります。PDFは見た目を固定できる一方で、ノート・アニメーション・埋め込み動画の情報が入りません。ノートをナレーション原稿に使いたいなら、.pptxを読み込めるツールを選びます。ヒスイAIは.pptxとPDFの両方を使い、.pptxからノートと動き、PDFから見た目を読み取る方式です。
② ナレーションの付け方
大きく「自分で録音する」「ノートに書いた原稿をAIが読み上げる」「資料の内容からAIが台本を作る」の3通りです。研修や講義のように話す内容が決まっているならノートの読み上げ、原稿がないならAIの台本作成が向いています。AIの読み上げは固有名詞や数字の読み間違いが起きることがあるので、読み方を直せるかも確認しておきましょう。
③ 元の見た目(アニメーション・フォント)を保てるか
PowerPointで作り込んだ資料ほど差が出ます。元のアニメーションを引き継がないツールでは、動きを付け直す手間がかかります。フォントは、ツール側にそのフォントがないと別のフォントに置き換わります。詳しくは後半で説明します。
④ 取り込んだあとに直せるか
スライドを1枚の画像として取り込むツールでは、文字の位置や動きを個別に変えられません。要素ごとに分けて取り込めるかで、あとから直す手間が変わります。HeyGenとSynthesiaは編集できる要素として取り込む方法があり、ヒスイAIは背景・文字・図形・画像を別々のクリップに分けます。
⑤ AIアバター・多言語が必要か
人が話している映像がほしい、英語や他の言語でも作りたいという場合は、アバターと多言語が中心のHeyGenやSynthesiaが有力です。逆に、スライドとナレーションで十分な研修・マニュアルなら、アバターの分だけ料金が上がるツールを選ぶ必要はありません。
⑥ 料金と無料の条件
「無料」と書かれていても、透かしが入る・長さが短い・本数が少ないなど、条件はツールごとに違います。海外ツールは米ドル建てで、AIアバターの生成量(分数やクレジット)で料金が決まるものが多いです。1本あたりの長さと、毎月作る本数を決めてから比べると、選びやすくなります。
各ツールの特徴と注意点
PowerPoint標準のビデオ書き出し
PowerPointの「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオの作成」で、資料をそのままMP4(またはWMV)にできます。Microsoftの公式ヘルプでは、ナレーション・レーザーポインターの動き・タイミング・アニメーション・画面切り替え・埋め込みのビデオが動画に含まれると案内されています。画質はUltra HD(4K)・フルHD(1080p)・HD(720p)・標準(480p)から選べます(4KはWindows 10以降)。Windows・Macでの詳しい手順は「PowerPointを動画(MP4)にする方法」で解説しています。
- 向いている人:追加費用をかけたくない人、自分の声で録音できる人、資料の動きをそのまま残したい人
- 注意点:ノートを読み上げる機能はなく、ナレーションは自分で録音します。ナレーションやタイミングを記録していないと、各スライドは既定で5秒ずつ表示されます。書き出したあとは1本の動画なので、直すときは資料を直して書き出し直します。長い資料では作成に時間がかかることがあります
- 含まれないもの:マクロ、OLE/ActiveXコントロール、古いバージョンで挿入したリンク形式のメディアなど
Vrew
動画編集と字幕作成のツールで、PowerPointから動画を作る機能もあります。公式ページの手順は、PowerPointをPDFに変換して添付すると、内容を分析して台本を自動で作り、AI音声(または自分の声のAI)を選んで動画にする流れです。字幕も一緒に作れます。
- 向いている人:ナレーション原稿がまだない人、字幕付きの動画をYouTubeやSNSに出したい人
- 注意点:PDFにはアニメーションの情報が入らないため、PowerPointで付けた動きは引き継がれません。資料の内容から作った台本は、話したい内容と合っているか確認と修正が必要です
- 料金:無料・Light・Standard・Businessの4プランで、プランごとに毎月クレジットが付きます。年払いは約20%引きです(金額は公式の料金ページでご確認ください)
HeyGen
AIアバターの動画で知られる海外ツールです。「PPT/PDF to Video」で、PPT・PPTX・PDF(50MBまで)を読み込み、スライドごとにアバターが話す動画を作ります。取り込むときに「編集できるレイアウト」と「静止画の背景」を選べ、PPT・PPTXではノートを台本として使えます。
- 向いている人:アバターに説明させたい人、多言語の動画を作りたい人
- 注意点:アバターを選んでから取り込む流れで、アバターなしで資料とナレーションだけの動画にしたい場合は手順を確認しておきましょう。元のアニメーションの扱いは公式ヘルプに記載がありません。書き出せる画質(720p/1080p/4K)はプランによって違います
- 料金:無料は月3本・各1分まで(透かし入り)。Creatorは月29米ドル(年払いは月24米ドル)、Proは月49米ドル〜です
Synthesia
法人の研修動画などで使われる、AIアバター・多言語の海外ツールです。「Import PowerPoint」で.pptx(1GB・150枚まで)を読み込み、文字・図形・画像・動画・表を編集できる要素として取り込めます。ノートから台本を作り、ノートがないスライドは本文の文字から台本を作ります。
- 向いている人:アバター付きの研修動画を多言語で作りたい法人、取り込んだ要素を細かく作り直したい人
- 注意点:PowerPointのアニメーションは取り込まれず、Synthesiaの画面で付け直します。4:3の資料は16:9に変換されます。フォントは資料に埋め込んでおく必要があり、フォントファイルのアップロードは無料(Basic)とStarterプランでは使えません。SmartArtの文字は編集できない背景になります
- 料金:無料(Basic)は月10分まで(透かし入り)。Starterは月29米ドル(年払いは月18米ドル)、Proは月89米ドル(年払いは月64米ドル)です
ヒスイAI(AIパワーポイントツール)
動画制作会社のLUVASが開発・運営している日本のツールです。.pptxと、同じ資料をPowerPointで書き出したPDFを読み込むと、背景・文字・図形・画像を1つずつのクリップに分けたタイムラインができ、PowerPointで付けた主な登場アニメーションと画面切り替えも反映されます。ノートの文章はAIナレーションで読み上げます。
- 向いている人:研修・営業資料・講義・マニュアルなど、すでにあるPowerPointを作り直さずに動画にしたい人。元のフォントや動きを保ちたい人
- できること:フォントを置き換えずに描画/主な登場アニメーション・画面切り替えの反映/動きのないスライドにおすすめの動きを自動で付ける/ノートからAIナレーション/文字や図形をAIで装飾、画像をAIで作り直す・動画にする(有料プラン)/16:9・4:3に自動で合わせ、720p・1080pで書き出し
- 注意点:.pptxに加えてPDFの書き出しが必要です。文字はフォントを保つために画像として配置するので、取り込んだあとに文字を打ち直すことはできません(PowerPointで直して取り込み直します)。強調・軌跡のアニメーションは反映されません。AIアバターは月額プランには含まれず、法人向けの特別プランでのご相談です
- 料金:無料プランは取り込み・書き出しが回数無制限(書き出しは透かし入り)、ナレーションありの取り込みは累計3回まで。スタンダードは月2,980円、プロは月9,800円(いずれも税込)です
ヒスイAIの機能・料金・反映できるアニメーションの一覧は、AIパワーポイントツールの紹介ページにまとめています。
アニメーション・フォントは動画でどうなる?
「PowerPointのアニメーションをそのまま動画にしたい」「動画にしたらフォントが崩れた」という悩みは、ツールの仕組みを知ると原因が分かります。
アニメーションの扱いはツールで3通り
| 扱い | ツール | どうなるか |
|---|---|---|
| そのまま書き出す | PowerPoint標準 | PowerPoint自身が再生した動きを録画するように書き出すので、アニメーション・画面切り替え・タイミングが残る |
| 主な動きを読み取って再現する | ヒスイAI | .pptxに記録された設定を読み、動画で再現できる動きに置き換える。再現できない動きは反映されない |
| 引き継がず、ツールで付け直す | Synthesia、PDF経由のツール(Vrewなど) | 元の動きは入らない。必要ならツールの画面で動きを付け直す |
HeyGenは、公式ヘルプに元のアニメーションの扱いの記載がありません。作り込んだアニメーションを使っている資料は、本番の資料で試してから選ぶのが確実です。
ヒスイAIで反映できるアニメーション・できないもの
ヒスイAIは、PowerPointで設定した効果を「そのまま再現」「近い動きで代わりに再現」「反映しない」の3つに分けて扱います。
| 扱い | 登場アニメーション | 画面切り替え |
|---|---|---|
| そのまま再現 | 表示(アピール)、フェード/ディゾルブ、スライドイン(上下左右)、フロートイン/フロートアウト、バウンド、ワイプ(左右)、ズーム | フェード/ディゾルブ、プッシュ、カバー、アンカバー/リビール、ワイプ(左右)、ズーム |
| 近い動きで代わりに再現 | ワイプ(上下)、ブラインド、ボックス、チェッカーボード、円、ひし形、プラス、ランダムストライプ、スプリット、ストリップ、くさび形、ホイール(いずれも「リビール」の動きで再現) | ワイプ(上下)、スプリット、ブラインド、チェッカーボード、円、ひし形、プラス、くさび形、ホイール、ランダムストライプ、ストリップ(いずれも「リビール」の動きで再現) |
| 反映しない | 強調(スピン・パルスなど)、アニメーションの軌跡(そのまま表示される) | 上記以外の切り替え |
あわせて、次の点も動画では変わります。
- 「クリック時」に始まるアニメーションは、動画ではクリックできないため、スライドの開始と同時に始まります
- 画面切り替えは、前のスライドと重ならず、黒い画面から次のスライドが現れる動きになります
- アニメーションを付けていないスライドには、文字はフェード、画像はスライドとゆっくりズームといった、おすすめの動きを自動で付けられます(PowerPoint側の設定があればそちらを優先)
- GoogleスライドやKeynoteから書き出した.pptxとPDFも使えますが、位置やアニメーションがずれることがあります
動画にするとフォントが崩れる原因と対策
フォントが崩れる(別のフォントに置き換わる・文字がはみ出す)主な原因は、動画を作る環境にそのフォントが入っていないことです。自分のパソコンで書き出すPowerPoint標準では起きにくく、資料をクラウドのツールにアップロードしたときに起きやすくなります。
| ツール | フォントの扱い | 崩れないようにするには |
|---|---|---|
| PowerPoint標準 | 自分のパソコンで描画するので、表示されているとおりになる | 特になし(別のパソコンで書き出すときは、そのパソコンにもフォントが必要) |
| Synthesia | 資料に埋め込まれたフォントを使う。ない場合は代わりのフォントを選ぶ | PowerPointでフォントを埋め込んで保存する。有料の上位プランならフォントファイルのアップロードも可 |
| HeyGen | 資料のフォントを読み取り、ブランド設定に保存できる | 取り込んだあとに表示を確認する(細かな扱いは公式に記載なし) |
| Vrew | PDFにした資料を使う | PDFに書き出した時点の見た目を確認する |
| ヒスイAI | PowerPointで書き出したPDFから文字を描画するので、置き換わらない | 同じ資料のPDFを「スライドのみ」の形式で書き出して一緒に読み込む |
PowerPointでフォントを埋め込むには、Windows版では「ファイル」→「オプション」→「保存」→「ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れて保存します。フォントによっては埋め込みが許可されていないものもあります。
なお、ヒスイAIは文字を画像として配置するため、フォントは崩れませんが、取り込んだあとに文字を打ち直すことはできません。フォントの再現を優先するか、文字の打ち直しを優先するかで、向いているツールが変わります。
そのほかの選択肢
Google Vids(Googleスライドの資料なら)
Googleスライドで作った資料なら、Google Vidsで各スライドを動画のシーンにできます。Geminiで台本・AIナレーション・BGM・アニメーションを付けることもでき、日本語にも対応しています。利用には対象のGoogle WorkspaceまたはGoogle AIのプランが必要で、AI機能を使う場合は45枚まで、動画は10分までです。公式ヘルプはGoogleスライドからの取り込みを案内しているため、PowerPointの資料はGoogleスライドに変換してから使うことになります。
Microsoft 365 Copilot+Clipchamp
Microsoft 365の作成ハブから、PowerPointをもとにAIで動画を作る方法もあります。ナレーションを作るにはノートが必要で、職場アカウント(Entra ID)とMicrosoft Copilotのライセンスが条件です。完成した動画はClipchampで編集できます。
国内の法人向けサービス
研修動画の配信や受講管理まで任せたい場合は、国内の法人向けサービスも候補です。たとえばSPOKESはノートからのAIナレーションと配信に対応し、エントリープランが月48,000円(税抜・初期費用100,000円・最低1年)、PIP-MakerはAIアバターとSCORM(eラーニングの規格)に対応し、月49,800円〜(税抜)です(いずれも2026年10月23日時点の公式料金ページ)。動画を作るだけでなく、配信・視聴ログ・権限管理が必要な場合に向いています。
制作会社に依頼する
作る時間がない、構成から見直したい、プロのナレーターに読んでもらいたい場合は、制作会社への依頼が確実です。研修用のスライド型動画(5〜10分)を外注すると、1本5万〜20万円ほどが相場です。動画制作会社のLUVASでも、PowerPoint資料からの動画制作を承っています。
よくある質問
無料でPowerPointを動画にする方法はありますか?
PowerPointの標準機能(「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオの作成」)なら、PowerPointのライセンス内で追加費用なしにMP4にできます。ナレーションは自分で録音します。録音せずにAIで読み上げたい場合は、無料プランのあるツール(ヒスイAI・Vrew・HeyGen・Synthesiaなど)を使います。多くは透かしが入る、長さや本数に上限があるなどの条件があります。
PowerPointのアニメーションをそのまま動画にできますか?
PowerPoint標準の書き出しなら、アニメーション・画面切り替え・タイミングを含めて動画にできます。AIツールでは扱いが分かれ、Synthesiaは元のアニメーションを引き継がず、PDFで読み込むツールにも動きは入りません。ヒスイAIは主な登場アニメーションと画面切り替えを反映し、強調・軌跡は反映しません。
ノートの文章をナレーションにできるツールは?
ヒスイAI・HeyGen(PPT・PPTXのみ)・Synthesiaは、ノートの文章をナレーションの原稿として使えます。Google VidsやMicrosoft 365 Copilotの作成ハブでも、条件を満たせばノートを使えます。PowerPoint標準には読み上げの機能はなく、録音が必要です。
会社の資料をアップロードしても大丈夫ですか?
ツールごとに、資料の保存期間・AIの学習への利用・サーバーの場所が違います。社内の規程があれば、利用規約とプライバシーポリシーを確認してから使いましょう。ヒスイAIでは、アップロードした.pptxとPDFは取り込みが終わるとサーバーから削除し、資料をAIの学習には使いません。
作った動画は商用利用できますか?
商用利用の条件は、ツールやプラン(特に無料プラン)によって違います。研修・営業・広告で使う場合は、各ツールの利用規約を確認してください。ヒスイAIで書き出した動画は商用で使えます(資料内の写真・イラスト・フォントは、それぞれの利用条件に従ってください)。
まとめ:資料の作り直しをどこまで許せるかで選ぶ
PowerPoint動画化ツールは、見た目が似ていても得意なことが違います。
- 追加費用なし・録音できるなら、まずPowerPoint標準のビデオ書き出し
- 元のフォントや動きを保ったまま、ノートからナレーションを付けたいならヒスイAI
- 台本と字幕をAIに作ってほしいならVrew
- アバターや多言語が必要ならHeyGen・Synthesia
どのツールも無料で試せる範囲があります。いちばん確実なのは、実際に動画にしたい資料を1つ選んで、2〜3のツールで試してみることです。そのときは、アニメーション・フォント・表や図がどう変わるか、ナレーションの読み間違いを直せるかを見比べてみてください。
参考にした公式情報(2026年10月24日確認)
この記事を書いた人
株式会社LUVAS 動画制作チーム
