パシフィックコンサルタンツ株式会社様 | 子供たちに向けた防災AR制作
- LUVASコラム編集長
- 6月20日
- 読了時間: 4分

AR技術を活用した映像コンテンツが増えている。特に建設業界では災害時の予想シミュレーションのコンテンツとして、ARを活用したシミュレーションマップもある。
今回は、ARコンテンツに力を入れているパシフィックコンサルタンツに話を聞いた。
南アプルス市にある御勅使川旧堤防(桝形堤防)が、どのようにして扇状地を守る役割をしていたのか、子どもたちに理解してもらうためのAR映像をLUVASと制作した。
コンテンツを通じて、ARの可能性について担当者の中島氏に話を聞いた

▲制作ARコンテンツの体験はこちらから▲
制作担当スタッフから一言 |
問い合わせ当初は、子供たちに向けて桝形堤防が利水施設を守る様子をVR動画で作成したい。といったリクエストでしたが、 提案を重ねる中でARコンテンツの相性が良いと判断しました。 限られた納期の中で、小学生が実際に利用する状況を考えて、堤防をイメージしやすく楽しみやすいARコンテンツ制作を心掛けました |
■ パシフィックコンサルタンツ株式会社様 | 子供たちに向けた防災AR制作の感想
――依頼した内容を教えてください
南アプルス市にある御勅使川旧堤防の役割を子供たちに発信する必要がありコンテンツ制作を検討していました。
通常時は公園のため、災害が発生しないとどのような役割をするのかイメージがつきません。
これまでは資料で堤防の役割を説明していましたが、臨場感のある映像を通じて子どもたちが災害に対する危機感を抱くような映像を意識したコンテンツを作りたいと考え、実績豊富なLUVAS様に依頼しました。
――今回のこだわりポイントを教えてください。
建設業界ではARコンテンツが様々な形で活用されています。
その中でも、災害関連のARは積極的に作られていますが、洪水時や津波の予想水位を示すコンテンツを見ても、驚きを与えるだけで、理解が深まらないものが多いです。
デジタル技術を駆使して、水害の恐ろしさを見ている人に伝えたいという思いが私たちの中にあるので、どうやったら水の流れや災害時に想定される臨場感のある映像を再現できるのか、担当者さんと打ち合わせをして制作を行いました。

パシフィックコンサルタンツさんのこだわりはこれだけではありません。ただコンテンツを制作するだけではなく、利用者が実際このコンテンツを使えるのか、利用者目線に立ってコンテンツ制作に携わっています。
――苦労した点を教えてください
小学生向けのコンテンツということで、誰もが気軽に試聴できるものを目指しました。
都市部の通信環境基準でコンテンツを制作してしまうと、見れない子どもがいるかもしれません。タブレットはそもそもスペックが高いわけではなく、地方部の電波状況ではアクセスできないこともあると思いました。
そこで、どのような環境でもARを起動できるようにこだわった点もこだわりポイントではないかと思います。
――パシフィックコンサルタンツさんの今後の目標を教えてください
ARコンテンツは弊社の技術開発につながる箇所も多くあります。
今後もARコンテンツを活用したコラボレーションができたらと思います。
パシフィックコンサルタンツ様は、様々なプロジェクトごとにXRコンテンツを取り入れ、ユーザーへの訴求効果を高めています。
LUVASの手がけるAR動画制作所では、お客様のニーズに合わせたコンテンツ作りが可能です。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
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